おくりびと

どうも、こんばんわ


シルバーウィーク終わりましたね。



別になにもやってなくて自己嫌悪に陥りましたが


がんばって生きていかなきゃな！なんて思ってます


こんばんわ、としきです



さて、先日、テレビで、あの「おくりびと」が放送されていたみたいですね




それをどこかの次元の狭間で見てきたので


見なかった人に教えてあげますね＾＾



※関係者その他の皆様を馬鹿にしたりする気持ちは一切ありません※

※また「おくりびと」との内容ともまったく関係ありません※





～～おくりびと～～




俺、マサヒロ！

しがない楽団で頑張っている４３歳さ！


嫁はリョウコ

２９歳の若妻！いや～可愛い良い嫁なんだ！これが！




最近解散の噂がある


確かに最近は閑古鳥な状態だ


楽団の方は一時期マンガかなにかの影響で人が入るようになっていたのだが


流行で呼び寄せた人を引き留めることができなかった


俺の技術が低いからなのか・・・


いや、そんなに悪くないはずなのだが・・・


確かに音がうまく出せない


しかし練習にも身は入らない


そんな


イライラして妻についつい当たってしまい


その結果


妻のリョウコとの関係もよくないのだ




正直、反省している


リョウコとの関係が元に戻れば


このイヤな雰囲気がよくなっていくと思っているのだが･･･


なかなか、機会がないんだな。これが



突然なんかするのもテレくさいし


不自然だし･･･


リョウコと付き合いだした頃は、そんな風には思わなかったけどな～


・・・あ


初めてデートした日。


それは･･･１０年前の今日じゃないか！！！


な・・・なにかしなければ！！！



今日がチャンスだ！！！



そう思い、街に繰り出すマサヒロ





しかし、街まできたのはいいが


最近、あまり会話していないリョウコに贈るものなど


考えつかない


クソ！どうすりゃいいんだ！！


その瞬間、１０年前の記憶がフラッシュバックする



・・・！



１０年前と今とじゃ、欲しいものなんて違うにきまってる


でも、初めてデートした日に言ったもの･･･


今日贈るにはピッタリだ


少し高い買い物になるけど･･･ええい！！！





・・・



そして・・・



「ただいま。」



しかし返事はない。



「おかえり。」



と思ったが、大分遅れて小さい声で返事がきた



俺はリョウコのもとに歩く



「リョウコ！」



「なに？どうしたの？」



「最近･･･俺がいろいろダメですまん！」



「・・・」



「今日、なんの日か知ってるか？」



「知らない・・・」



「１０年前・・・」



『初めてデートした日。』



「１０年目の記念に受け取って欲しいんだ。」



「ずっと今までいてくれてありがとう。」



「あの日に言ったリョウコが欲しいっていっていたもの」



「それを・・・



贈る、ヴィトン･･」





贈るヴィトン






おくるヴィトン






おくるびと！！！！








それではおやすみなさい


ﾁｬﾝﾁｬﾝ♪